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›2005年05月31日(火)

Second Season

ももいろらいむ。さんの私は嫌いじゃないというエントリで知ったのですが「ごく出」なんて言葉があるんですね。曰く、

カツン担ブログ界隈でよく耳にする「ごく出」つまり「ごくせんがキッカケでファンになった子」のことなのですが。
そういう分類ができる程に多くの人に認知されたという事か。
例えばわかりやすい現象としては今になって「お客様は神サマーConcert 55万人愛のリクエストに応えて!!」のDVDがオリコンランキングしているのは、この「ごく出」と称されている人たちへのセールスなんだろうなと想像できるし。
そして、KAT-TUN結成から約4年と言う「ごくせん以前」をひとつの時代という括りにできる期間だった事も相まって生まれた言葉なんだろうなと。

個人的には、ファン暦の長短ってどうでもいい事なんだよね。ハジメマシテの方には「何が堕ちたきっかけですか?」と訊いたりもしますけれど。なんて言うと矛盾しているようですが、その相手が3年前の事を説明ナシでわかるならイキナリ本題に入るけれど、ここ1年の事しか御存知なかったら「いついつ、こういうことがあってさ、それで…」の前振りが必要になるから、御挨拶の折りに流れで訊いてるに過ぎない感じ。

むしろ気になっちゃうのはノリとか価値観の違い。ある程度の時期までは「ファンになってからの期間が同じ位かどうか」がそのフィーリングに関して大きな部分を占めている場合がある事も否定しませんが、それは決して絶対的なものではなくて、思い遣れれば全然クリアできる部分だからさ。
例えば、一緒にコンサート行った人と同じタイミングで同じ傾向のリアクションかどうかによって大きな違いが生まれると思うのね。わかりやすく一例を挙げるならば、曲を知ってるかどうかでノリって違って来ちゃうでしょ。ある人には「久々にやる懐かしい曲」が、別のある人には「CDでは聴いていたナマで聴きたかった曲」だったり「全くの初耳である曲」だったりもする。
もちろん、それが違うと合わないって事ではないんですよ。ないけれども、それが原因で合わない場合もあるかもなって思う。どちらかと言うと齟齬が少ないのは「ファン同期」なのじゃないかなとは思うけれど、それが全てではない。って、何が言いたいのかわからなくなって来た…。

強引に続けます。
これは実体験なんですが、嵐がSMAPの「はじめての夏」をコンサートでカバーした時に「あの曲、嵐の新曲だよね?すげー好みなんだけど!」と同行者に興奮気味に言われたから「いや、あれはSMAPのシングル曲だよ」と伝えた時の微妙な空気が非常に心地悪かったなんて事もありました(苦笑)。
逆に、KAT-TUNがTOKIOの「T2」をやった時 *1 は、一緒に観た友達も私もこの曲を知っていたから、これでもか!とばかりにノリノリになれたし、相乗効果もあって非常に楽しめたのよ。
となると、つまりはそれまでの経歴ってのも関わってきちゃうところはあるのだよね(でも別にそんなコト基準で友達を選んだりはしないよな)。それまでに知ってる事が違ったとしたら、知らない事は教えて貰えれば嬉しいし、知ってる事は訊かれれば答えればいいじゃん。

それと、後は「ごくせん」でハマった人が定着する率が低そうに思えるから、そういう言葉が派生したというのもあるのかな、なんて思っていたり。

引き合いに出していいのか微妙ですが、1998年頃から1999年頃に増殖したすばるのファンはハンパなく沢山いたと思うのよ。その中に自分も含まれるんですが。そしてもちろんその頃から今までずーっとファンだと言う人もいると思うけれど、当時の絶対数から考えたら何割残ったのかな?とも思う。余計なお世話だけどね。
ファンが離れて行く事が、タレントがイメージと違って好みじゃなかったとか一時の恋の病だったとか、そういうモノで離れるのであれば仕方ないなと思うんだけど(いや、そういうのも最小限だといいなと思いますよ?)、ファン同士の諍いなんかが原因にならないといいなーと思います。いや、なってはいけない。

ぶっちゃけ、今になって振り返って、自分がとある狂乱の時期をよく耐えたよなーと誉めたくなったりもします。過去を知らない新規ファンである事をどうしてそんなに酷く言われるのか理解できなかったし、ある人のファンだと言っただけで「その人のファンとは友達になれない」と言われた事もありますし。私はずぶとくて負けず嫌いだから生き残ったんだろうね(笑)。いや、もちろんタレント本人の魅力に魅せられていたのが最大要員で、もうひとつはごく親しいお友達に恵まれていたからに違いないのだけれど。

そういえば、私がすばるファンになった当初は「京都 *2 観てないクセに」なんてよく言われたもんですが、今は逆に「Zeep *3 見てるんだ!」とは驚かれたりしますからね。この先どうなって行くのか、どう推移していくのかなんて全く読めませんが、どこに視点を置くかによって「まだ/もう」なんて切り替わってしまうものだから、そのうち「ごくせんをオンタイムで見てるんだ!」と驚かれる時も来るはず。そうなったら「ごく出」なんて間違いなくいっしょくたですよ奥さん(笑)。
…てか、これってそのくらい先までKAT-TUNがKAT-TUNとして存在していて欲しいという願望でもあるんですけどね。

ところで「ごく」が「ごくせん」の「ごく」なのはわかるんですが「出」は何の略なんだ?「出身」ってところかしら。>予想。

  • *1 : Ko年モ Ah Taiヘン Thank U Natsuの初日。初日のみでこの曲はやらなくなった。
    *2 : Kyo to Kyo
    *3 : 1999の関西Jr. FIRST CONCERT

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