« 1999年12月 | メイン | 2000年02月 »

›2000年01月19日(水)

存在の、耐えられない軽さ。

ジャニーズJr.っていう存在って、この数年でとっても変わったなって思います。

ちょっと、色々ありまして、Jr.について考えてました。その考えたことについて、友達にメールする機会が先日ありました。
そのメールでは全部を書ききれなかったこともあって、まとめておくのも悪くないかなって思って、この文章を書いています。

いつも言ってることですが、ここには私の超個人的所感と考察を連ねています。なので、ここに書かかれているのは思いっきり個人の見解であって、それ以上のものではありません。

今回特に、マジこれ書いて大丈夫?と思う気持ちもあります。だったら辞めたらいいんだけどね。読んで意見が違っても、広いお心で「そんな考えの人もいるのね」と思っていただけるとありがたいです。あまりいじめないでやってくださいね(苦笑)。

さて本題。
Jr.っていうポジションがここ2年くらいでとっても変わってしまったなって思います。いや、2年と言わず「愛LOVEジュニア」が始まった頃からかな?
それがどうこうじゃないんだけど…ジャニーズJr.が、今のような扱いになっている事に関してある意味心配していることがあります。
今のJr.の体制では、全員がデビューするのは無理じゃない?って事です。
芸能界的にはやっぱり「デビューしてナンボ」みたいな所があるし、デビューだけを道としないっていう事が定着していいのか悪いのか安易に結論づけるのは危険だけれど、「Jr.=デビュー前のタレント予備群」っていう図式であるならば「デビューしてこそ一人前」という前提があることは否めないと思うのです。
そうなってくると、デビューできないなら辞めると決断するJr.もいると思う。それって悪い言葉で言ったら「使い捨て」にされたと感じてしまいます。

今、友達から借りた「愛LOVEジュニア」を見ているから余計にそう思ったのかもしれないけど、Jr.って、気付いたら辞めちゃってた、って感じが多い明日がわかんない集団だなって思っちゃう。フライデーの件での4人(あれで辞めたのは3人だったけど)は色々と仕方ない事情になってしまったからだとしても、他にも結構センターポジションとかだった子でも、いつの間にかいなくなって……旧ミドル辺りなんて、本当に辞めちゃっている子が多いなと感じる。

もっとも私は、その当時はJr.をまじめにチェックしてなくって(まぁ、地方でテレ東ないと、余り見る機会もなかったんだよね、チェックしてる人はしていただろうし。これもいい訳に過ぎないけど)地方でも色々活躍を追えたのは、怪談トリオ、W高橋、いいとこMAINまで。今になって「愛LOVEジュニア」を見ていると、辞めちゃった子でちゃんと知らなかった子に、とっても魅力を感じたりして、損した気分を味わってます。

話を戻しますが、Jr.でいる事は強制じゃないから辞める事情も色々あると思う。だけど、辞めてしまったら、途端に「いなかった」ことになるってのはちょっとどうなのよって思うんだよね。Jr.だけじゃなく、ジャニーズってそういうところきっちりしているっていうか、とっても冷たい。SMAPなんて「最初から5人だった」って言われてるくらいだし。

以前ってこんなに辞めちゃう子が大量にはいなかったと思うんだよね。やはり、絶対数が増えた分、見きりをつける子ってのは増えていると思っちゃう。デビューできないと思い、それなら辞めようって考える。それは仕方ないことなのかなぁとも思っちゃいます。
こんな風にJr.がバックだけ務めているのではない状況になってきた以上、グループデビューできないから損だから辞めよう、という考えにならないでいい体制にして欲しい。というか、これってそのJr.個人個人の考えだと思うけど、CDデビューはしなくとも、舞台とか、映画とか、ドラマで俳優に専念して行く道だってあると思うし、あっていいと思う。
全員が全員、歌、ダンスが得意じゃなくってもいいと思うし(そりゃ、できるに越したことはないけど)目標は必ずしもCDデビューでなくってもいいじゃんね。そういうポジションのが確立してくれないかなぁ…。だってそうじゃないと、今後また勿体無く辞めてしまうJr.がいて、切なくなっちゃうからさ。