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›2005年07月16日(土)

Baby,we love you.

こんなに愛されて、こんなに必要とされている事、
見失ってしまう程だったのかもしれないけれど、知らないわけじゃなかったんだろう?

「ダメなこと」は「ダメなこと」なんだ。
そこには特別なんてなくて、やっぱり「ダメ」なんだ。
世間ではアタリマエのように行われているような事だったとしても、
不特定多数の世間の人々に年齢と名前と立場を知られている種類の人間の特別さが、
こういう時だけ不自由さを生んでもどかしいかもしれないけれど、それは「ダメ」なんだ。
ある程度の罰が科せられるのは仕方ない。自分の行動に責任を持つってそういうこと。
だから同情はしない。しないつもりだったけど、だけど「謹慎」って聞いた時は、少しだけほっとした。
無期だから、本当は安心してばかりはいられないのだろうけれど。

だって「この夏に逢えるかどうか」じゃなくて「この先の未来の君に逢えるかどうか」が心配だったから。

何があっても君の味方をしてくれる人たちは沢山いるから。
反省はするべきだけど、必要以上に自分を責めないで。
こんなに愛されて、こんなに必要だと思われている、その事だけは忘れないで。

ま、ひとことホンネで言えば「周りのオトナは何やってたんだよ!」って事でもあるんですけどね。うん。

›2005年07月04日(月)

また逢う約束。

小指を立てた右手を掲げ、最初の約束をしたその日のその光景を、私は、ハッキリと覚えている。

Wアンコールも終わって、次のコンサートは決まっていなくて。
だけどそこで彼は「約束!」と言った。約束をした。多分それには何の根拠もなくて。あったのはきっと願いだけだったのだと思う。

実はその夏の終わりから私が右手の小指に指輪をしたのは、その約束を忘れないように刻みたかったからだ。

その次の夏のイベントは単独コンサートではなく、合同公演だった。
約束をしたその夏の直後からさまざまな事情が変わっていて、状況的不利なんじゃないかって思ったりすることもイロイロあって、その1年間はなんだかちょっと彼らの覇気が薄れていた感じだったというか、彼ら自身も彼らを好きな人たちも、今まで信じてきた方向は本当に正しかったのか自信を持てなくなっていたのかもしれない。

その時支えになったのは彼が力強く言った「約束」のひとことだった。
根拠なんてなかった事がわかっていても、彼が言った「約束」の強さを信じていたかった。

夏の約束は冬に果たされた。
その冬も約束をした。春にも約束をした。6月にも約束をした。
あの夏以来、最後は約束をして別れる。きっともう、約束がないと不安になる。

だって次のコンサートが決まっている状態で約束できた今だって、確実な何かなんて本当は存在していないのだから。そして絶対なんて事は多分この世界には存在しないのだから。

だから今、ひとつだけ信じていたいのは「約束」をしているということだ。
たとえその「約束」に根拠なんてなくても。
たとえその「約束」が願いでしかなくても。
たとえその「約束」がただの祈りでしかなくても。
あの日「約束」という言葉が出たのが実は偶然でも。

また、どこかで逢える。
別れ際にそう約束してくれるあなたが大好きです。

赤西仁くん、21歳おめでとう。
これからも沢山、幸せでありますように。