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›2004年09月22日(水)

MUGEN

本来は「おめでとう」と言うべき日だった土曜日、
「これからも、歌い続けてください」と伝えたくてCDを持って新幹線に乗った。


渋谷すばるの歌は嘘をつかない。


痛いファンの思い込みに過ぎないのかもしれないけれど、
関ジャニ8(関ジャニ∞)になってからのすばるの歌声は、優しい。
それがどれだけ、聴いていて嬉しい事か!

数年前の尖ってた頃のすばるの歌は、丸いところが少しもなく、本人も相手を傷つけることもわかっていて止められないでいるようで、聴いていると痛い所を更にえぐられている感覚になることが多々あった。そう、「多々」あったのだ。
それはとても聴いているのが辛かったのだけど、それでも聴かずにはいられなかった。


すばるが歌う歌を聴く事ができる機会がなく、それでも雑誌に載って所属が確認できていた頃「本人が歌いたいと思うような歌が歌える環境に行くなら止めないし(そもそも止められる術など私にはないのだけれど)、嘆かない」と密やかに決心していた。
誰かに歌わされるのではない歌を歌って欲しいと思っていた。
痛くても、辛くても、聴きたかった。
けれど当時のそれはきっと「あのジムショ」の求めるようなモノではなくて、それだったら「あのジムショ」から離れてでも歌ってくれないかな、なんて思っていた事もある。
というか、そういう覚悟もしていたほど、切実に、とにかく歌って欲しかった。


そんな時期があったから、今のすばるの歌がある。
だって、渋谷すばるは歌で嘘をつけない。
優しくて強くてのびやかで、だけど切ない歌声。
言葉を尽くしても説明しきれない、その歌声。


2004年9月22日。
まず、CD全国発売おめでとう。
愛する仲間と一緒に未来への道を、これからも突き進んでください。
たとえもしその道が整備されていなかったとしても、最強で最高の8人でなら自分たちで切り拓いて、まだ誰も到達していない場所まで行けると信じています。
もちろん、最強で最高な(はずの)ファンだってついてるから、後押しが必要な時は言われなくても押し倒します(って、倒したらあかんやろ/笑)。

そして、8年前関西ジャニーズJr.になってくれてありがとう。
それからずっと、ジャニーズ事務所にいてくれてありがとう。
こんなワガママなファンの「歌い続けてください」という願いに、
優しい瞳で「はい」と力強く答えてくれてありがとう。
そんなあなたを好きでいることが、とても幸せ。
だからすばるも、もっともっと幸せになってください。
この先に続く日々が幸運と幸福で満ちていますように。

渋谷すばるくん、23歳の誕生日おめでとう。