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›2004年07月04日(日)

君を好きになって

昨年の今日、友人が「赤西仁を好きになったら、自分の今までの価値観を全て覆されそう」というような内容の文章を書いているのを拝見した時に「それは、まさに私だ!」と思った。

赤西仁は、今まで培ってきた経験による知識や価値観が通用しない、のだ。

だいたい、まず仁にハマったことからして計算外。
ノーマークもイイトコロだったというのに、1日で堕とされた。
否、1日もかからなかった。たったの2時間かそこらのコンサート1公演だ。

気がつくと目が追っていた。姿を探していた。
ひたすら、気になって仕方のない存在になっていた。

堕ちたきっかけなんて「どうしてそこ?」と自分でも思うような些細な行動だった。
もちろんピンポイントで何かアクションしてもらったという事ではない。
コンサートの中の対決コーナーで(対決がコンサート構成のテーマだった)、リレーする場面があり、KAT-TUNのチームが一人、足りなかった。
その時に「あ、俺が1周走る!」と言って「間違えてこっち側来ちゃった」と笑いながら、バトンパスする正しい場所に、てろてろと走って戻って行った。…それだけだ。
他のJr.が「赤西、もっと速く走れよ」と囃し立てているざわめきを聞きながら、
「あ、私はこの子の事を好きなんだ」と他人事のように思った。

自分が赤西仁の事が気になってことは明らかだったけれど
「何かにつけて、気になる事はあっても、絶対にハマることはないヒト」
と思っていた。彼が自分の「好みの規格」から大幅にハズれている事は、明らかだったから。
でも同時に「これはヤバいぞ」と思った。
だから、足掻いてみた。無駄だった。

でもそんな事は通用しなかった。
知れば知るほど、やっぱり好みのタイプから規格外に位置するクセに。
いつの間にか「いわゆるイチオシ」というところにすっぽりと座していた。

そして、それから、3年。
赤西仁は今日でハタチ。


ハタチ、という年をこういう状況で祝えるかどうか、ハッキリ言って自信がなかった。
19歳が鬼門、19歳の時に気持ちがちょっと覚めるというジンクスがあったから。
17歳の時も、18歳の時も、19歳の時も、そして今年も、誕生日のお祝いができて、嬉しい。

赤西仁くん、20歳のお誕生日おめでとう。