« そこをとるか。 | メイン | いつまでのんびり? »

›2008年05月19日(月)

国境の南、太陽の西/村上春樹

そうそう、最近書いた文章(文体)は村上春樹がちょっと影響していました。えへへ。ご指摘を頂きましたそれは、まさにそうです。>私信。

村上春樹は自発的に手にする作家ではないのですが、今回は狗飼恭子さんがこの作品をトリビュートして国境の南、太陽の西RMXを書いたというのを知って、ではまず本家を読んでおこうと手にしました。狗飼さんのは現時点では未読・未入手です。

国境の南、太陽の西

最近見かけた「元恋人の電話番号をメモリーから消せないのは女性より男性の方が多い」という記事を思い出したりなんかして。
現在の自分に何の不満も不足もないと思っていても、かつて好きだった女性が現れたらこうも簡単に傾くものなのか…そりゃー現実より夢にまで見た理想の相手を求めたい気持ちはわかるけどな(笑)。
ある種、男のファンタジー?男のロマン?後半なんて特に理想的なんじゃないかな。しかし浮気よりタチが悪いよ…。

狗飼さんが書いたリミックス版では、女性視点で、本作では語られなかった過去が語られているようなので(女性側の中高生時代を回想形式)、そちらを近いうちに入手して読みたいな、と。