16時待ち合わせで、今回の宝塚のチケットを取ってくれた友人と、もうひとり今週中にどうてしも逢わないと(私が)困る!だった草〓くんファンの友人とで宝塚観劇前にお茶を。よく考えたら今年初めて逢ったという久々っぷりだった模様。「明けましておめでとう」と言われてびっくりしたよ。←今年初めて逢うという自覚はなかった。待ち合わせに遅れそうだったのだけどなんとか間に合って良かった(ほっ)。草〓くんファンの友人も宝塚がわかる人なので、ややヅカ寄りが話題の中心。ちょっとだけジャニ話もしましたけど、一番盛り上がったのが「白夜伝説(@星組)」についてだったってどーなのよ!そしてミーミル(花總まり)とガイ(麻路さき)の出会いの場面のセリフが(完全ではないにしても)言えてしまう辺りが怖い…。
ギリギリまでお茶して、劇場へ移動。実はこの時までどこの席か聞いてなかったんだけど(いいお席よ、とは聞いていた)、チケットを受け取って「ひゃー」とびっくり。ご、5列目…!お互いに特別ヒイキの生徒さん(※宝塚では出演者を"生徒"と呼びます)がいない公演だったので「ちっ、この席で○○見たかった…」などとバチあたりな事を言いつつ(笑)観劇しました。幕間にロビーの物販も見たんだけど、特に購入するには至らず。ていうか今、ホント関連グッズ多いのねー(驚)。「Le cinq」は表紙のコム(朝海ひかる)が余りに某メフィ似だったので表紙買いしそうになったんですが(笑)なんとか留まりました。しかしあのポスター写真での扮装のままで舞台にいるんだ。ナマで見たら堕ちるかもしれない(マジ?)。あと、スカイステージ(※スカパー2の宝塚専門チャンネル)のキャンペーン関係でロビーで映像流していたのだけど、雪組の稽古場になった途端に開演5分前ベルが鳴ってしまい、あからさまに落胆してしまったり(コラコラ)。
宝塚の感想はストーリーネタバレも含むので Contnue reading からどうぞ。
「ジャワの踊り子」月組全国ツアー公演 観劇メモ。
今回は公演時間が短い!普段公演時間は休憩含んで3時間くらいなのだけど、今回は2時間40分で、1幕は55分だったという(普段1幕は100分くらい)。2幕は80分だったけれど、最後はフィナーレ(デュエットダンス/ユウヒソロの歌/ラインダンス/男役の総踊り/パレード)がついたので、芝居だけなら正味60分程度かな。もともと戦後すぐに初演された作品らしいので、その当時はこういう長さだったのか、もしくは実は芝居+ショーの組み合わせで上演する芝居を無理矢理2幕に分けてフィナーレをつけて1本立てにしたのかなーと思ったり。どうなんだろ。
というのが、1幕の55分間は退屈…まではいかないけど、余り山場もなく終わってしまった感じで。いや、1幕最後の祭りの場面は迫力ありましたけど。コレ、組子半分でやっててこの状態だったら、大劇場でやればもっと迫力なんだろうなーと思ったかな。
2幕は後半からバタバタバタっと物語が進んでいく感じで、思い切りセオリー通りの展開だから先は読めるのだけど、それでもずるずるハマって見てしまったというか…いや、ぶっちゃけ私がユウヒが好きだからなんだと思うんですが(はは)、逮捕しなくてはならなかった(タムロンはインドネシアの独立運動を阻止したいオランダ側に使われているジャワ=インドネシア人の刑事で、アディナンは独立運動をしている中心的人物)アディナンに命を救われて苦悩するあたりからは個人的に盛り上がってしまっただけかもしれません。あはは。
ていうか、タムロンいい役なんですよ!
観にいく前に、このメンツならユウヒが2番手だろうなーと思ってたのに「雪組が再演した当時に二番手だった人(寿ひずる)がやった役は北翔がやるからユウヒは二番手じゃないよ」と言われて軽く落ちてしまってて(ってか、そんなにユウヒ好きだったのか?と自問自答)、期待せずに観たから効果倍増だったのかもしれません。ユリちゃん(天海祐希)時代の月組をご存知の方にしかわからない説明になるけど、タムロンってノンちゃん(久世星佳)がやりそうな役なの!完全に別格二枚目のオイシイ役。タムロン・オースマンどちらを振っても二番手として機能できるんじゃないかなー(でも個人的にはタムロンの方が断然オイシイと思うし、ぶっちゃけオースマンが二番手の役には思えなかったぞ…)再演は脚本が当て書きではないので、学年差を含むイメージを考慮したら今回はタムロンをユウヒ@二番手だったのかな、と。フィナーレの扱いも、階段降り(つーても地方劇場なんで5段程度のですが)の順番も、もちろんパレードの並びも二番手はユウヒになってたし。←ちょっと嬉しかった人(やっぱファンらしい)。
そういう配役云々のごちゃごちゃはさておき。
トップのサエコ(彩輝)はやっぱりキレイなんですよ。この人見ているとキレイって素晴らしいわねーって思う。相手役のエミクラちんもかわいくて、並んでたらお人形さんカップルでビジュアル良好で満足できる。もう、この人は見た目で勝負できるような…立ってるだけでいいよ、というような役(どんなだよ)を振ってもらえるといいんじゃないかと。アルヴィアとふたりで無人島に逃れている時の、魚を持って「これ、捕まえたよー!」の場面はアホかわいくてキュンとしました。
相手役のエミクラちゃん(映美くらら)もとにかくかわいくて!健気な役が似あうなーと。どっちかって言うと一途に思い続ける少女っぽい役がカワイイのではないかと思います。学年上がって来たらどうなるか楽しみ。
ユウヒはやっぱり、アディナンに命を救われて以降ですね。信じて来た信念が揺らぎ始めてから苦悩するあたりからがとにかくオイシイので。最後の最後に、苦悩の末命令に従いアディナンに向けて発砲、かばったアルヴィアに命中。アディナンを撃てという命令に「もう、撃てません」と崩れ落ち、アディナンが他の刑事に撃たれてからインドネシアが既に独立していたことを知り、皆が絶命していくアディナン・アルヴィアに気を取られている横で自分のこめかみをピストルで撃つラストシーン(ほら、お約束の展開)がとにかく良くて。主人公そっちのけでずっとユウヒ見てました、てへへ。ピストル持ってる手がピクっとしただけでだーって泣けて仕方なかったもんな。ぐすん。
衣装が凄く独特で、スーツでタイもしているんだけど、腰に…なんつったっけアレ、布を巻いてるんですよ。オランダ人は巻いてなくて、インドネシア人は民族衣装(だよね)の、その中間の立場にいるのが衣装でわかる感じ。でもスタイルいいから似合ってたと思う。よく考えたらスーツにネクタイに腰に布巻いててヘンなんだけどさ(笑)。
ただ、唯一気になったのはタムロンの一人称が「わし」だった事。「オレ」でいいじゃねーかよー!童顔だから違和感バリバリなんだよー!(笑)
他で印象的だったのは、やっばりマヤさん(未沙のえる)と、瀧川末子さんかなー。マヤさんは狂言廻しで登場するとなにやらインドネシア語で挨拶した後「私です」って言ってから、その場の説明をするのだけど、芝居の雰囲気は壊すことなくその場を和ませてたし。拍手も貰ってたな(←地方ならではの反応だった)。瀧川末子さんは(愛称知らない…)2役やってたけど、片方が詐欺師で片方がヒロインの母親だったので、最後に詐欺師で出てきた時に「…お母さんだ」と思ってしまったり(爆)。ま、これも地方公演ならではだよね(笑)。
タムロンのことしか語ってない気がしますが(←事実そうです)、こんなモンかなー。地方公演のラインダンスは相変わらず濃かったです。せめて並びを中低にすればいいのに(爆)。
<出演者>
彩輝直(アリ・アディナン:王宮付の踊り子、実は独立運動の中心人物)
映美くらら(アルヴィア:アディナンのパートナーの踊り子で恋人、後に妻)
大空祐飛(ハジ・タムロン:刑事、インドネシア人だがオランダ側に使われている)
北翔海莉(オースマン:アルヴィアの弟)
椎名葵(アミナ:花屋の娘→オースマンの恋人)
花瀬みずか(カルティエ:タムロンの妹)
越乃リュウ(ポール警視総監:アディナンの命と引き換えにアルヴィアを妻にしようとする)
美々杏里(ギャビー:オランダ警察のスパイ、ユーラシア=オランダとインドネシアのハーフ)
未沙のえる(私:狂言廻し)
邦なつき(王妃)
光樹すばる(国王)
瀧川末子(ティンティン:詐欺師/パティム:アルヴィアの母*2役)
わかるのはこの辺りまで(下級生知らない…)ていうか、椎名葵と花瀬みずかと、もうひとり役付だった娘役さんがいたはずなんだけどその3人はよくわかってなかったりする(その場ではわかるんだけどさ)。
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