夜のピクニック／恩田陸
2008年は沢山（当人比）本を読みたいです。ここ数年読んでなさ過ぎ。ネットの文字は沢山読んでいるんだけれど、やっぱり別物だからねぇ…。
で、今回読み終わった本。
本屋大賞受賞で話題になっていた時に凄く気になっていたんで、前回読んだ本と同じく（多分）シングルを購入する際の送料を無料にするために購入した本。
歩き続ける描写のある本と言われると図子慧さんの「追いかけてはいけない」を思い出します。アタリマエだけど全く赴きが違いますね。
途中で、タイミングについての言及があって（正確に言うとちょっと違う）、そうだよなぁと強く共感したな。
それと、女子校出身なので共学の距離感の羨ましさを久々に思い出しました。自分が参加したことがある行事でもないのに、懐かしい感情もあって。高校時代の思い出って確かに「楽しかったことだけ」が残っている気がします。まぁ、高校時代に余り勉強してなかったお陰もあるかもしれないんですが（笑）。
ちなみに、忍が好きです（こういうミーハーな感情を持って読むのも楽しい）。
同じ作家が続いてしまったのですが、実は恩田作品がまだスタンバイしているので、次も恩田作品を読むかもしれません。うーん、偏らずに読みたいんだけれど、どうしても自分で買うと好きな作家に傾倒してしまうんだよね。
勿論、他の作家の作品だって何冊も（も…！）スタンバイしているのだけれど、惚れた腫れただけの話が余り好きじゃないのでミステリやホラーばかり。それはちょっと今の気分じゃない（ワガママだなオイ）。しかし、本屋巡りをして欲しくなった本にそもそも「あったかい系」がなかったような気が…（苦笑）。
ま、当面の目標は、今月もう1冊読了！ということで（当人比とはいえ志が低いな…）（無理をしないのも目標です）。
