「輝夜姫27巻」をようやく買って、読んだんですけれども!
やっぱり清水玲子さんの作品は好きです。ラストシーンで絶対満足する。
だって1巻なんて1994年4月発行だったんですよ?11年も前なんですよ。つまり、11年間このマンガを読み続けてきたワケなんですよ。それで、ラストでがっくりしたらどうしようかとか27巻読む時は不安だったりもしたんですが、ここまで読んで来て良かった!と思うラストでした。
結構、昔はマンガ沢山読んでいた方だと思うんですが(少女マンガ一辺倒だったけれど)いつの頃からか手当たり次第には読まなくなってしまって、読む作者が絞られてるんだけれど、それでも残った5人のうちの一人ですからね。うん、これからもきっと新作出たら買ってしまうだろうなー。
以下微妙にネタバレ。
ラスト、ハッピーエンドにならなくて、すっごく切ない終わり方。でも納得できる。
私ミラーの事は最初から最後まで好きではなかったのに、最終巻ラスト半分でガッツリ好きになってしまったという…。だから最後はぐすぐすどころかだーだー泣きながら読んじゃった。完全にミラーに感情移入しちゃってた。ラストを切なく感じるのは、どれだけそこまでにミラーを好きになれるかにかかっていると思うので、まぁ思い切りその誘導にハマってしまったという事でもあるんですけどね(笑)。
でも、やっぱりミラーが晶にプロポーズするところは名場面だと思う!カッコイイよ。キュンキュンしたよ。なんつーかまさに「王子様」なんだもん(実際、ミラーは王子様なんですけどね)。
それと、5歳のエドワード王子を(由の子ではなく)自分の子だ、と晶に言う場面も好き。
それで「このまま幸せに終わるんだな」とほっとした最後の数ページでどんでん返し。ニクいよ、やられたー!って素直に思った。でもそうだよね「かぐやひめ」なんだもんね…。
そう言えば前作の「月の子―Moon child」の時もラストでガツンとやられたんでした。ぶっちゃけ「月の子―Moon child」の時は途中どーでも良くなってたんだけど(こそっ)ラストまで読んだ時に「ああ、このラストのためにここまで読んできてよかった!」と心から思ったもん。それでずーっと清水玲子さんの作品は読み続けている、と。
ちなみに私は最初から最後まで由が好きでした。判りやすいっしょ?(清水玲子さんの生み出したキャラクターで一番好きなのはエレナですからねー)。
そろそろジャック&エレナに逢いたいなぁ。ジャック&エレナの新作は描かれないのかしら?
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