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›2008年04月07日(月)

聖女の塔/篠田真由美

しばらく空きましたねぇ…。
東京遠征時にも持ち歩いていたんだけれど、空路だったから機内放送番組の落語(志の輔師匠の「親の顔」が無茶苦茶面白かった!)に夢中になってしまい、読めなくて。

聖女の塔 (講談社ノベルス)

えーっと、建築探偵本筋の…12巻。予告通りに完結すれば、残り3巻(うち1巻「一角獣の繭」は昨年発刊済)なワケですが。この1冊だけをミステリーとして愉しむのはちょっと難しいんじゃないかな、という印象かな。シリーズずっと読み進んでいれば、この先への不安を感じる1冊、完結後には「あの時のアレが…」と振り返る場面がいくつかある…かもしれません。「一角獣の繭」は既に手元にあるのだけど、読むのが怖いです。

カルト教団の話なので読み進んでいる途中が少々しんどかったなぁ…。そして、以前の作品に登場した人物が何人か出てくるのだけど「…誰?」って事になったりもして(だって読んだの何年前だよ…)。本当はクライマックスに向けての総復習と称して本編・番外編を全部読み返すべきなんだろうなぁ。時間的に無理そうだから、このまま押し切っちゃうと思うけど(とほほ)。