« 予約開始。 | メイン | どんな遠回りしても。(BlogPet) »

›2008年03月18日(火)

どんな遠回りしても。

2007年2月9日の私は「It's not over yet.」と題したエントリの中で、こんなことを書いている。

でも、私は諦めたわけじゃない。
キミくんから「8人目はファンのみんなやで」と言われた時に諦めよう。そう、決めている。そしてきっと彼はそんな事絶対に言わない。
だから私は諦めたりしない。
実は私、3月15日に東京国際フォーラムに行って参りました。18時開演の、すばるマルヤス大倉ひなが見に来た回を観ました。マルちやんは「4回目!」「横山ファンの丸山隆平です」なんて言っていた回。キミくんは「今日はメンバーが来てくれて、錦戸はドラマのために来られませんでしたけど」と何度も何度も言っていた回。嬉しいクセに「今日いっぺんに来てもうて。できたら2・3・2くらいに分かれて来てくれたらよかったのに」なんてことも言った回。 *1

これは、決してレポにはならない、走り書き。

構成は、ほぼ大阪松竹座公演と同じでした。コントももちろんあり。
違ったところは、ステージセットに通天閣があって、その通天閣の時計の文字盤は12時のところが「Y」、3時のところが「O」、6時のところが「U」、そして9時のところには「45(ヨコ)」と書いてあって、電光掲示板のところには曲名や歌詞はもちろん、メッセージが流れることもありました。

1階席の後ろの方から観ましたが、沢山の手が、その向こうのステージのキミくんと同じ振りを踊っている、なんていう素敵な光景になる事が何度もあって、そう、そこは楽しくて仕方ない空間でした。

メンバーは、コント「関ジャニ戦隊∞レンジャー」の中で「今回限定、仲間を呼ぶの術!」でステージに登場。レンジャー終わりの2曲の間もずっとステージ上にいて、曲が始まると「すばる、歌ってー」とキミくんが言って。でもそこはすばるのパートじゃないから、すばるが驚いた表情でキミくんの方を見て離れたところにいるそのパート担当のメンバーを指し示したりなんかして。キミくんがレンジャー衣装を着替えるために一度引っ込んだ時もまだステージ上にメンバーがいて、通常なら歌って繋ぐはずのJr.が躊躇ったのか歌わずにいると、ひなが「おいJr.歌えよー俺ら歌わんぞ」と笑って言って、マイク持ったJr.があたふたとBメロ辺りから歌い始めた。ひなはちゃっかり、リフターにもトロッコにも乗ってた(笑)。

リフターと言えば、アンコールでメンバーをステージに呼んで、キミくんがスタッフさんに「マイク持ってきて~」とお願いして、マイクを受け取ってメンバーも一緒に歌っている時にシモテのリフターにはひなとマルさんが乗っていた。その頃カミテのリフター付近にはヤスと大倉がいたのだけれど、この二人は遠慮したのかリフターには乗らなくて。それを遠くから見たキミくんが「大倉とヤスもリフターに乗ってや」とマイクを通して促す。二人を乗せたリフターは高く高く上がり(このリフターは本当に高くまで上がる装置だった)、手すりもなく割と狭いスペースのそのリフターが高く上がると大倉は膝からぺたんと座ってしまい…正座膝立ち状態で困ったように(でも笑って)立ったままのヤスと2人で手を振っていた。

時間が前後してしまうけれど、ラストスパートの盛り上がりが頂点に達するメドレーの途中で、1階席中ほどのスタッフ席のところで観ているメンバーに向かって、キミくんが煽った。
名前を呼ばれたメンバーは、立ち上がってジャンプして全身でそれに応えた。
最後の曲の前に、ひとことひとことを大切に噛み締めるように、キミくんがメンバーのことを語った。
「関ジャニ∞、むっちゃいいでしょ?」と、大切な宝物について語るようにひとりひとりについて、そして、関ジャニ∞という仲間を得て自分が変わったことについて、話した。
すばるが、客席で応えるように吠えた声は、後ろの方にいた私まではっきりと聞こえた。

アンコールの幕が開いた時、キミくんは客席にいたメンバーを呼んだ。
スタッフさんに「マイク渡したってー」と頼んで、もう一度みんなで歌った。
アンコールの最後にもう一度Jr.を紹介して、 *2 それから「今日来てくれたメンバー」を紹介した。
「安田!」「マルちゃん!」「村上!」「大倉!」「すばる!」「もう一度すばる!」「意表をついて村上!」「大倉!」「マルちゃん!」
…お約束で呼ばれなかった安田がコケて俺も俺もとアピールして、みんなが笑って、キミくんも笑いながら「安田!」と名前を呼んで。そうしたら、ひなが真ん中にいるキミくんの頭をがしっわしゃっと持って「そして俺らの大事なメンバー、横山裕!」と本日の主役を紹介した。

止まらないアンコールの声で、再び幕が開いた。そこにひとりで彼はいた。
「すばるが歌って、亮も歌って、ヤスとマルが綺麗にハモって、大倉がドラム叩いて歌って…まぁひなは俺と同じで歌はアレやけど、そう、俺とひなは関ジャニ∞のにぎやかしって言うてるんですよ」
ひなのことは落とすんだな、と笑いながら聞いたその言葉に、2年目の松竹座の舞台公演の台詞を思い出した。

そんな、後だった。その言葉を聞いたのは。

「サッカー選手がよく、サポーターは10人目のチームメイトだと言うてるけど(ここで、サッカーは11人だから12人目!というツッコミの空気になったけれど、続く言葉でそれは帳消しになる)、ファンのみんなは、関ジャニ∞の9人目のメンバーやからな」

ファンのみんなは「9人目」のメンバー。
さらりと、気負った風もなく、キミくんは言った。
この後「いいこと言ったやろ?」と微笑んだ。
…確信犯め。

その後「実はおっきな野望があって」と続けた言葉に少しだけ、間があって、「このソロコンサート、全国でやったろうと思ってます!」とブチ挙げて「でも、今日社長来てへんからなー *3 」なんてくちびるを尖らせて拗ねるので、泣きながら笑ってしまったじゃないか!

私たちは「9人目」それは秘密の合言葉。
おっきな野望については、叶った後でじっくり全て聞かせてもらうよ。

  • *1 : 無意識だろうけど、2+3+2=7、なんだよねぇ。
    *2 : 20時を過ぎてしまったので、60人来ていた東京Jr.のうちの5人と、関西Jr.しか出演できなくなっていた。
    *3 : 社長は帝劇に行ってしまったと最初のMCで愚痴ってた(笑)。