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›2008年02月15日(金)

エイジ/重松清

2月も半ばになって、ようやく今月、最初の読了本です。

エイジ (新潮文庫)

2000年7月にNHKで放送されたドラマ「エイジ」の原作です。ドラマではエイジをKAT-TUNの田中聖が演じています。原作とドラマに、大きな剥離は感じませんでした。これなら「バッテリー」にも期待していて大丈夫かな?

登場する芸能人の名前などに時代を感じたりもしましたが、心理描写には自分が中学生の頃を思い出して共感できる部分が沢山ありました。無駄にトガってたから、あの頃(笑)。
エイジ(男子)一人称側から見ている女子だから敢えて描写していないのか、作者が男性であるための女子の内面描写不得手なのか…登場する女子2名にはとことんイラっとさせられっぱなしだったのですよ。ドラマでもそうだったんですが、かわいくねぇの(笑)。男子はそれぞれ、色んな子が出てきてそれぞれ魅力的なのですけれどねぇ。ツカちゃんの愛すべき悪ガキっぷりがかわいいんだよー…バカだけど(笑)。

そうそう、実はあれほど「積読を読破するまで新しい本は買わない!」と言っていたのに最近ストレス解消として数冊文庫を購入してしまいました…意志薄弱(反省)。
さて、次はどれを読もうかな。