箱男/安部公房
病院の待ち時間がハンパなかったのですが、本を持っていたので助かりました。
「箱男」
時間つぶしで書店に入った時に、以前「砂の女」を読んで面白かった記憶があったのを思い出して、ふと手に取って数ページ読んだら続きが気になってしまって…うっかりお買い上げでした。
この物語を読んでいる事がもう「覗く側」なんだろうな。表裏が入れ替わるし、何重にも仕掛けられているので凄く頭を使った印象。割とダークだから誰にでも薦められる雰囲気ではないし、受け付けない人はとことんダメだろうな。
しかし、せっかく作った読了カテゴリのエントリ5ヶ月ぶりか…。もうちょっと、このカテゴリが更新できるように時間を割きたいもんだ、とほほ。