汝のごとく汝の隣人を愛せよ
そ、そういえばそうだ、コンサート参加予定倒し＝うちわ完成必須日前倒しという公式が成立してしまうのね。わー、ごめんごめん、アイディア出した段階で完成した気分だった（コラ）。言うだけ番長でスミマセン…ちょっぴり反省。
そんな話はさておき。Web上で私信を貰っていたのに返事しそびれていたものがあるのを思い出したので、今更ながらお返事。
黙祷のサイレンは、海辺の町でも確か鳴らないはずです。でも、市内の大空襲があった日には鳴っていた記憶がある。古い記憶だから現在もその日その時刻に鳴っているのかはわからないけれど。中学校の頃も夏休みで自宅にいれば、聞いてたかな。
そうそう、今年の夏、仕事で東京から年配のお客様がいらっしゃった時に雑談になったんだけど、時期的に話題が平和記念式典の事になって「日本人は8月6日と8月9日は忘れてはいけないんだ」とその年配の方が仰いました。そして続けて「あと、3月10日ね！」と凄く強い口調で付け足されて、私は「そうですね」といいながら、正直、ちょっと気持ちが切なくぶれてしまった。
あのね、3月10日を「日本人が」忘れてはいけない日、と言い切るのであれば、東京大空襲の日だけではなくて日本全国の空襲のあった日すべてを覚えておかなくてはならないんじゃないかなぁ…。沖縄戦の日も、硫黄島の戦いがあった日も。そして開戦の日も。他にも「日本人」は、たくさんたくさん覚えておかなくてはいけない日がある事になるよ。なんて言うのは揚げ足取りだとわかっているのだけれど、ね。
ちなみに、今年の「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式（平和記念式典）」で一番ココロに残った言葉は「平和への誓い」の中の
平和な世界をつくるためには、「憎しみ」や「悲しみ」の連鎖を、自分のところで断ち切る強さと優しさが必要です。そして、文化や歴史の違いを超えて、お互いを認め合い、相手の気持ちや考えを｢知ること｣が大切です。
でした。
きっと、人は自分の半径いくばくか、のモノゴトしか主観で捕らえられない。がんばって意識しても全体図を見渡すことは難しい。でも、ちょっとでも「自分だけ中心」の世界から、拡げた視界を持てたら、ちょっとだけ世界は平和になりそうな気が、するよ？
クリスチャンでもないし、学生の頃はどっちかっつーと愛校心を疑われがちな問題児（笑）だったし、卒業して何年も経っているのに、ふっと出てくるのはガッコーの礼拝で聞いた聖句、だったりするのよね。面白いもんだ。
…うーん、内容を予定と一部変更してお送り致しました、になってしまった。ま、たまにはこういうのもいいか。
