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›2007年01月23日(火)

未来へのステップ。

アンケートで頂いたお題なんですが

最近のKAT-TUNがどうしても、覇気がないなんてことを思ってしまうのですが、どのように感じられますか?

どういう言葉を使えば簡潔にかつ誤解なく伝わるかなーと考えながらなんとかまとめようとしたんですが、どうしても長くなってしまいました。お時間のある時にどうぞ。割と脱線気味ですが、以下の通りです。

ぶっちゃけ、私は別段KAT-TUNが変わった(覇気がない)ようには見えないんですけれど「それはしっかり見てないからですよ!」と言われてしまうかな。あ、しっかり見てないつもりはないんだけどね(笑)。
今よりむしろちょっと前に「覇気がなくなった」と言われていた頃 *1 は、確かにちょっとテンション落ちてるなって思ったりもしたんですが。今は(質問を貰ったのはコンサート日程が出る前ですけれど、その時期も含め)本人たちに関して「覇気がない」という印象は特には持っていません。

ただし、KAT-TUNは変わっていないけれど、受け手のスタンスや時間経過によって変わったように(こちら側の主観で)感じてしまう部分はあると思います。それはKAT-TUNに限ったことじゃないんですけどね。

KAT-TUNがどんどん知られていく真っ只中の過程では、よく姿を目にしたり話題に上っているのを耳にしたりするじゃない?
実際デビュー前後はこれでもかこれでもか!とメディアに登場していたし。ま、その時とレギュラーの数は余り変わっていないとしても、それ以外で揃って目にする事が多かったと思うのね。
そして、周囲が「KAT-TUN」という存在を知っていく熱に、以前からのファンも巻き込まれていくから、何割か増しの勢いのように感じる事だってあると思う。
でも、その時期を過ぎて周知されてしまうとあまり「他所」で見かけなくなるからか、全く見かけないような錯覚を起こすし、熱も落ち着くとファン以外の間で話題になることも少なくなるから、なんとなく勢いはどこへ?と思ったりもする。
だけど、変わったのは本人たちではなくて周囲。周囲が騒いで、知らなかった人たちまでが「ハヤリモノ」としてわーわー騒いで、大多数は去る(このタイミングで知って、ファンになる場合ももちろんある)。

今までと比べて多くの人たちが「KAT-TUN」と言う名を出して「KAT-TUN」を思い浮かべてくれるような時代になって、なんて表現すると回りくどいですが、やっぱりデビューは大きかったのだと思ったのが2006年の暮れ、でした。単純に1年を振り返る機会があるのが年末だからその時期だっただけですけれど。
KAT-TUNがデビューして、その名前と存在を知る人が増えた事によって、本人たちにとってもファンたちにとっても、良いこともちょっと都合の悪い事ももたらしたのではないかと思うけれど、全体的に見て「良いこと」が多く感じられるといいよね、って思う。

と、話が逸れそうなのでちょっと軌道修正。

初めての事って、誰しもやっぱりがんばるじゃない?
受け止める側も、初めての事には今までにないテンションになるじゃない?
初コンの時のあのドキドキ感って、やっぱり初コンの時にしかなかったし、初コンの幕が上がって6人のシルエットが6人の姿になった時に感じたギラギラ感って、やっぱり凄く強く感じた。

それが、一種の覇気だと思うのね。

だからと言って、それ以降のコンサートで、覇気が感じられないとか、そういうことではないのだけれども、ガッチガチにがんばってもがいて無理してなんとかできていた事が、ちょっと余裕をもってできるようになって来ると、やっぱり「ガツガツ」だけではなくなると思う。衰えたのではなくて、ね。そして代わるものとして「安定」や「当然備わっている魅力」として少しずつ進化していかなければならない。
その進化を見たいと思うのは、やっぱりKAT-TUNが好きだしときめくしかっこいいなーと思う部分があるから、なんですけれどね。いや逆かな。進化していくから魅力的、なんだな。うん、こっちが断然しっくり来る。

…いやしかし「安定」って似合わない言葉だな(笑)。

  • *1 : 本人たちが「(CD出すことを)諦めた時期もあった」と言ったまさにその時期

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