光の帝国 常野物語／恩田陸
再読。
ハードカバーが上梓されて比較的すぐに、図書館で借りて読んだのだけれど、軽く10年（…！）過ぎているので再読してから続編を読みたいなと思い、文庫を2冊一緒に購入しました。
読み出して、ちょっと後悔した…面白くないワケじゃなく、この本は切なくて苦しくて時々怖いから。
いくつかはモヤっとした不安や背筋がゾッとして終わるのだけれど、全体を通すとなんとなく温かい気持ちがほんのり残り、その印象の方が上回っていたため、切なくて苦しくて泣いちゃったことを、再読するまで忘れていました…。
「大きな引き出し」
*1
「国道を降りて…」が好き。そして読んでると苦しくなるんだけれど｢光の帝国」も。
さて、続編を読みますか。
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*1 : 今回も号泣でした
