ラスト・イニング/あさのあつこ
もったいなくて読めないでいた「バッテリー」の、続編(というよりはむしろ、特別編?)。
あの、春休みに行う試合の結果がわかる、という事は知った上で読み始めたんですが、まさかサクっと前半で試合結果が明かされるとは思っていなかったので「えええー!もう?」と軽く衝撃でした。試合の結果が物語の重要な結末ではないし、その後のそれぞれが少しずつ書かれているから、前半で明かされてしかるべきではあるのだけれど、てっきり試合結果が最後だと思って読んでいたからなぁ…。
瑞垣(巧を「姫さん」と呼んでいた、横手のブレイン)の視点で書かれています。瑞垣ファンは絶対に読むべきだと思う。しかしシスコンだなぁ(笑)。